香港には数多くのバーがあり、香港の夜景を生かしたものやハーバービューのものなど様々あります。

オシャレなバーは数多くありますが、一つのストーリーを楽しめるコンセプトバーは中々ありません。

しかしバー・オフィーリアでは一つのストーリーとその世界観を楽しめるバーとして人気で、非日常を楽しめる新感覚のバーとして人気が高まっています。

今回の記事では、香港のオフィーリアについて紹介します。

オフィーリアとは?

宮殿の中のような内装
出典 : https://expatliving.hk/is-ophelia-hong-kongs-best-new-bar/

香港のバー・オフィーリアとは一体どのようなバーなのでしょう。

香港で話題となっているバー・オフィーリアはエキゾチックな鳥を集める王(ウォン)氏が開いた摩訶不思議なバーというコンセプトストーリーを元に作られています。

実際に足を踏み入れるとおとぎ話の世界へ入り込んだような感覚になり、その世界観の虜になってしまうこと間違いなし。

店内にはクジャクをテーマにした様々な装飾品から、立派なクジャクのはく製、ショーを行うステージなどが用意されています。

オフィーリアの魅力を発見するために、まずはどのようなコンセプトストーリーがあるのか見てきましょう。

オフィーリアのお話

クジャクの内装
出典 : https://www.chope.co/hong-kong-restaurants/restaurant/ophelia

香港で様々な種類の鳥を集めている王氏のお店には世界各国から集められた色とりどりの鳥たちがいました。

そんな王氏はある日、今まで見てきた鳥の中でも一番に美しいOphelia(オフィーリア)と印字されたバンドを付けたジャワのクジャクを入手します。

このクジャクは遥か昔から王族や貴族など権力者たちを魅了し、虜にしてきた鳥で、その美しさは言葉では表現できないほどでした。

富の象徴として数多くの権力者の手から手へと渡されていったそのクジャクの美しさを多くの人に楽しんでもらえるように鳥店の一角をバーにし、ゲストを向かい入れているのです。

お店の裏に隠されたバーはまさに大人の隠れ家という言葉がぴったりとハマり、富と権力の象徴であるクジャクたちがお出迎えをしてくれます。

一歩足を踏み入れればそこはおとぎ話の舞台となり、自分が物語の主人公になったような特別感と高揚感を味わえます。

オフィーリアが出来るまで

豪華なカウンター席
出典 : http://www.lifestyleasia.com/468647/ophelia-ashley-su…

オフィーリアはオーストラリア出身の世界的デザイナー兼今セプターの「アッシュリー・サトン氏」が手掛けたバーです。

タイのバンコクや東京・銀座でもバーを手掛け、国内外で注目されている人物です。

オフィーリアは香港の19世紀を舞台に誕生させたバーですが、香港国内にはサトン氏が手掛けたバーがもう2軒あります。

オフィーリアがオープンしたのは2016年のことで、オープンするまでに様々な苦難を乗り越えてきました。

店内へ入ると豪華な装飾に目が行きますが、壁や床を覆っている約60万個ものタイルは全て手書きの物を使用しています。

複雑な金属芸術品も配置し、よりエレガントで豪華な空間を演出しています。

よく目を凝らさないと見えない魅力が様々な場所に散りばめられた最高の空間はお酒を飲むだけの場所として利用するには少し勿体ない気もしますね。

オフィーリアのこだわり

アンティークな家具
出典 : http://www.ophelia.com.hk/img/back_main_2.jpg

オフィーリアのこだわりは様々な場所に隠されています。

お店へ入ってすぐ目に飛び込んでくるのは様々な鳥たちが描かれた絵や和風な雰囲気を感じさせる盆栽、アンティーク調の家具、天井にぎっしりと並べられた鳥かごなどです。

足元に目を向ければ手書きタイルが敷いてあり、思わず足を止めてその美しさを楽しんでしまいます。

不思議な世界へ迷い込んでしまったゲストをさらに魅惑の空間へと案内され、煌びやかな店内ではクジャクをモチーフにした様々な装飾が出迎えてくれます。

中でも人気なのがクジャクの尾羽を連想させる大きな椅子とその両側に堂々と佇む2羽のクジャクのはく製です。

フォトスポットとしても人気が高く、椅子に座って写真を撮れば思い出に残る一枚が残せます。

内装だけに目が行きがちですが、オフィーリアには内装以外にも見るべきポイントがあります。

ショー

チャイナドレスのお姉さん
出典 : https://www.hongkonghustle.com/art-d…

バーのメインと言えばお酒を味わうことですが、オフィーリアの場合は一味も二味も違います。

夜21時以降にはショーが行われ、ショースペースはバーカウンターの後ろ側とその反対側の2か所あります。

バーカウンターの後ろにあるショースペースにはベッドのようなものが2つ置かれていて、そこでショーが行われます。

もう一つは鳥かごをイメージして作られたスペースの中にブランコがぶら下がっていて、ブランコを使用したショーが行われます。

両方ともダンサーによるパフォーマンスが楽しめるので、盛り上がること間違いなしです。

常に6名のダンサーがローテーションでショーをしていますので、21時以降に訪れればショーを楽しむことが出来ます。

カクテル

鳥かごカクテル
出典 : https://expatliving.hk/is-ophelia-hong-kongs-best-new-bar/

オフィーリアの圧倒的な空間に飲まれてしまい、ついお酒のことを忘れてしまいがちです。

しかしカクテルに関しても世界観を壊さないどころかオフィーリアの世界観をより高めてくれる工夫がされています。

カクテルの種類によって異なりますが、鳥かごに入って提供されるものもあり、鳥のお店がコンセプトのオフィーリアらしい仕掛けがされています。

他にも個性的なカクテルの数々を用意していて、飲みすぎに注意が必要です。

オフィーリアの持つ独特の世界観の中で宝石のように美しく、鳥のような華やかさを持つカクテルをぜひご賞味ください。

フード

美味しそうなフードメニュー
出典 : https://expatliving.hk/is-ophelia-hong-kongs-best-new-bar/

食事を抜いてバーへ行く選択はあまりオススメではありませんが、オフィーリアの場合は空腹で訪れた方が良いでしょう。

お腹が減っている人のためにフードメニューがとても充実していて、そのラインアップはレストランと大差ありません。

お酒と相性が良いサイドメニューはもちろんのこと、お腹を満たせる料理の数々が楽しめます。

オーストラリアのシェフ「Angus Harrison氏」との協力によって作られたフードメニューは何を味わっても美味しく、またお酒とも合います。

何を食べていいか分からない場合はとりあえず香港の新鮮な魚介を使用したガーリックシュリンプなどがおすすめです。

気品溢れる空間で手で豪快に食べられるのはここオフィーリアだけです。

訪れる際の注意点

オフィーリアではドレスコードを導入しています。

ノースリーブや襟無しのシャツ、ハーフパンツ、サンダルといったカジュアルな服装では入店出来ないのでご注意ください。

男性の方は必ずジャケットを着用するようなかっちりとした服装で訪れましょう。

ただのバーだからと油断していると入店を拒否されてしまいます。

また、週末の夜は非常に混むため事前に予約をしておくのがおすすめです。

公式サイトの専用フォームから簡単に予約が出来ますので、週末に訪れる方はぜひ予約をして訪問するようにしましょう。

名称 オフィーリア
所在地 Shop No41A, 1/F The Avenue, 200 Queen’s Rd E,, Lee Tung St, Wan Chai, 香港(Google map
公式サイト http://www.ophelia.com.hk/

まとめ

いかがでしたか?

今回の記事では、香港のオフィーリアについて紹介してきました。

オフィーリアは香港にある絢爛豪華なバーですが、バーとは思えないほど美しい空間となっていましたね。

お酒を飲むだけでなく記念撮影をしたりショーを見たり、食事を楽しむことも出来るのでオフィーリアで夜の非日常体験をぜひお楽しみください。

また、訪れる際は予約を忘れずに行って、服装に気を付けるようにしましょう。

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