香港国際空港があり、観光客になじみ深い香港のランタオ島には多くの観光スポットがあります。
高級住宅地もあることで知られるラグジュアリーなランタオ島は人気が高く、ランタオ島だけで組まれる観光ツアーもあるほどです。
ご自身の足で気の向くままに観光を楽しみたいけれども、どこを訪れるべきなのか分からないことが多いですよね。
そこで今回の記事では、香港・ランタオ島でおすすめの観光スポットについてご紹介します。
ぜひ、観光スポット探しの参考にしてみてくださいね。
香港・ランタオ島とは?
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そもそも香港のランタオ島とはどこにあるのでしょう。
ランタオ島は香港の西側に位置していて、香港では最大の大きさを誇る島です。
自然豊かな土地で、トレッキングやビーチなどを生かした観光業がひっそりと行われていましたが、世界中のセレブが非日常を楽しめるとして愉景湾(ディスカバリー・ベイ)と呼ばれる高級住宅地が出来ました。
それによりランタオ島は凄まじい速度で成長し、瞬く間に香港のみならず世界で有名な場所となったのです。
さらに1998年に香港の玄関口として完成した香港国際空港がその人気に拍車をかけ、2005年には香港ディズニーランドが誕生しています。
日本からの観光で訪れる人も年々増加し、旅行会社も多くのツアーを企画しているのです。
ランタオ島の魅力とは?
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ではランタオ島にはどのような魅力があるのでしょう。
まず注目していただきたいのがランタオ島は元々は豊かな自然が残る島であるという事です。
海沿いには漁村があり、少し山へ入れば農地があるランタオ島では観光業以外の産業も盛んに行われています。
香港らしいローカルな街並みを楽しめると共に、現地だからこそ体験できる生活も魅力の一つです。
さらにランタオ島は再開発が進められていて、綺麗な街並みとなっている場所もあります。
特に観光に関してはとても力を入れていて、交通網に関してもとても整っているため観光客にも優しくなっています。
古き良き香港の雰囲気と現代的な快適性を兼ね備えたランタオ島では快適な旅が楽しめるのです。
香港・ランタオ島の観光スポット5選
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そんな魅力溢れる香港・ランタオ島にあるおすすめな観光スポットを5か所ご紹介します。
香港には多くの観光スポットがありますが、その中でも特におすすめなものを厳選しました。
香港・ランタオ島を訪れた際にはぜひこれからご紹介する観光スポットへ足を運んでみてください。
ゴンピン360
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香港・ランタオ島観光の始まりに欠かせないのがこちらの「ゴンピン360(Ngong Ping 360)」です。
全長5.7kmのアジア最長のロープウェイで、これに乗ればランタオ島の全てを楽しめると言っても過言ではありません。
空港にほど近いMTR東涌駅から乗り、ランタオ島内へ入っていくロープウェイからは香港国際空港や高層マンション、浅瀬の海、豊かな自然の残る内地を上空から楽しめます。
20分から30分程度の空の旅ですが、目に映るもの全てが新鮮で楽しく、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
ゴンドラの中には最大で17名まで入れるほど広々としていて、多少の混雑時でも快適に楽しむことが出来ます。
ランタオ島に2007年に誕生してからずっと人気となっています。
ゴンドラ乗り場のあるMTR東涌駅へは空港からバスで約15分程度なので、到着後すぐに向かう方は鉄道よりもバスの利用がおすすめです。
料金
片道料金
◆大人/子供 HKD63/HKD48
往復料金
◆大人/子供 HKD96/HKD48
天壇大仏
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こちらの天壇大仏は2007年まで世界最大だったランタオ島のランドマーク的存在の大仏で、ゴンドラを降りて階段を昇って行った先にあります。
完成したのは1989年と比較的最近で、台座の高さを含めると約34メートルもあり、とても存在感のある大仏となっています。
300段近い階段を上ってようやく大仏の足元に到着します。
大仏の中へ入れるようになっていますが、大仏の中へ入る前に寶蓮寺で精進料理を味わうのがおすすめです。
HKD60で食べられる精進料理は旅の思い出として残るだけでなく、大仏の中にある展示室へ無料で入ることが出来ます。
大仏の中から一望できる景色を楽しみつつ、百仏を描いた絵や水墨画、山水画などの展示物をゆっくりと楽しみましょう。
ハート・スートラ
出典 : https://www.tourism.gov.hk/english/current/current_heart.html
ゴンピン丘の中にあるパワースポットで、天壇大仏の場所から歩いてすぐの場所にあります。
何世紀も前に儒教・仏教・道教の信者たちが崇めているお経の一つである「ハート・スートラ」の一節が彫り込まれた38本もの木柱が直立しています。
ハート・スートラは漢字では「心経簡林」と書き、その文字が示す通りの場所となっています。
無限大を示す8の形に配置され、山の中に突如現れる不思議な光景は知らない人が訪れたら驚いてしまいます。
実は21世紀に建てられたモニュメントで、それほど長い歴史はないのですが人々を魅了する魅力的な観光地として多くの人が訪れています。
自然の持つ静けさの中で芸術と哲学を兼ね備えた傑作を鑑賞しに訪れてみましょう。
ディスカバリーベイ(discovery bay)
出典 : http://www.visitdiscoverybay.com/icms2/template?series=693&article=9195
ディスカバリーベイはランタオ島の東側にある一大開発地域の総称で、商業施設や飲食店、住宅地、オフィスエリアまで何でもある場所です。
車は基本的に乗り入れ不可で、移動手段はバスのみの地球に優しい街としても有名です。
そのため香港で一番空気が綺麗ともいわれていて、遠くにそびえる山から綺麗な海、近くにある森林など自然を近くに感じられるのも魅力の一つです。
特に快適にお買い物を楽しみたい方にオススメで、一日では周りきれないほど大きなショッピングモールで楽しいショッピングタイムをお過ごし下さい。
夜になれば街全体が一つのイルミネーションとなり、幻想的な雰囲気を作りだします。
朝から昼は山で大仏や寺院を楽しみ、お昼過ぎからディスカバリーベイを散策するのもオススメです。
ディスカバリーベイの魅力にハマってしまったら一日時間を取って、ゆっくりと見て回ってみましょう。
タイオー・スティルト・ハウス
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ランタオ島で隠れた観光地となっているのが島の西側にある「タイオー・スティルト・ハウス」です。
今も干潟の上にある高床式住居で生活をしている漁村で、昔から続く歴史ある街並みを楽しむことが出来ます。
お互いの家が繋がっていて、ぎっちりと河の両側に家が並んでいる様子はご近所トラブルとかないのかなぁ?と思ってしまいます。
中国で昔から現在まで水上生活を送っている蛋民(たんみん)のふるさとと言われています。
水が満ちれば水の上に浮いているような、不思議な写真が撮れるのも人気の秘密ではないでしょうか。
日本では絶対に見ることのできない水上生活をお楽しみください!
まとめ
いかがでしたか?
今回は、香港・ランタオ島でおすすめの観光スポットについて紹介してきました。
香港のランタオ島には自然の中にある寺院や大仏、人が多く集まる開発地域まで幅広い観光スポットがありましたね。
どこを訪れても香港・ランタオ島の魅力が発見できますので、ぜひ今回の記事を参考に旅のプランを練ってみてください。
日本から香港へ訪れる際は香港国際空港を利用することになりますので、ランタオ島の観光地巡りはスムーズに行えるかと思います。