マカオ

以前には、香港でリゾート気分が味わえるスポットをご紹介しましたが
香港でリゾート気分!香港プチトリップのススメ。

今回は香港からフェリーで一時間ちょっとのマカオへのプチトリップをご紹介します。

カジノをするならマカオへ

マカオ

香港とマカオ間は約60km、フェリーで40分〜75分で行ける距離ですが、香港とは似ているようで似ていない独特の雰囲気を持った街です。

以前はマカオ半島とタイパ、コタイ、コロアンという3つの島がそれぞれ橋で結ばれていましたが、現在はタイパ島、コロアン島の間が埋め立てられ、コタイという新しい地区となっています。

このコタイ地区には、カジノ、ショッピングモールなどを備えた総合エンターテインメントリゾートが林立していて、まるでラスベガスです。

マカオ半島には、カジノの老舗ホテル・リスボア(墺門葡京酒店)があるほか、世界遺産に登録されている「マカオ歴史的市街地区」があり、東洋とポルトガルをはじめとしたヨーロッパ諸国の文化が融合してできた歴史的建築物や、マカオ市民の日常生活に触れることもできます。では、旅のテーマ別にマカオの楽しみ方をご紹介しましょう。

カジノの楽しみ方とは

マカオには現在30以上のカジノがあります。中国からの殺気漂う本気ギャンブラーが集うカジノ、オバサマたちが団体でスロットマシーンを楽しむカジノなど、いろいろな雰囲気がありますが、総じて清潔でサービスも素晴らしいです。

もちろん全てのカジノが政府の認可を得た合法カジノですので、ボッタクられたりする心配もありません。

カジノ初心者にオススメのもの

ルーレット
総合エンターテインメントリゾート内のカジノであれば、どこも安心してプレイできますが、コタイ地区とマカオ半島から代表的なカジノをご紹介します。

ヴェネチアン・マカオ (コタイ地区)

建物内にベネチアの街を再現したショッピングモールがあり、それを見るだけで行く価値があるリゾートホテルです。ここのカジノはとにかく広い!東京ドーム一個分の広さがあるそうです。

スタジオ・シティー・マカオ(コタイ地区)

総合エンターテインメントリゾートと呼ぶのに相応しい、観覧車、マジックショー、バッドマンの4Dアトラクションなどなど、とにかくいろいろなアトラクションが楽しめるリゾートで、カジノに行かなくても1日楽しめます。カジノは中国では縁起がいいとされている赤や金色をふんだんに使った内装です。

ホテル・リスボア(マカオ半島)

コタイ地区にある大型ホテルにはない、独特のレトロ感が味わえる老舗カジノです。古臭いといえば古臭い。でも下町や昭和の雰囲気が好きな人はきっと気にいると思いますよ。

グランド・リスボア(マカオ半島)

ここは外見がとにかくギンギラギン。そしてカジノは吹き抜け天井のフロアーの真ん中にエンタメショー(かなりセクシーなものも)のためのステージ、それを囲むようにしてたくさんゲームテーブルが置かれています。本気ギャンブラーが集うVIPエリアを覗いてみるのも面白いです。

これらのカジノの他、サンズ、ウィン、MGMグランド(マカオ半島)、ギャラクシー、シティ・オブ・ドリーム(コタイ地区)などもおススメです。

マカオのカジノの特徴

マカオのカジノの特徴といえばこんなところでしょうか。

    入場無料で、ほとんどのカジノが24時間営業
  • •未成年は入場できない/入場は21歳以上のみ
  • •手荷物制限入り口にクロークがあり、持ち込めない荷物はクロークに預ける
  • •写真撮影は厳禁
  • •ドレスコードはないが、ビーサンなど、あまりにダラシない服装、帽子などは注意を受けることも
  • •掛け金は香港ドルでOK
  • •基本的に水、お茶などの飲み物は無料

カジノの代表的なゲーム

マカオ カジノ
カジノにはスロットマシンやルーレットのように日本人にもお馴染みのゲームもありますが、マカオのカジノで人気のゲームのルールを簡単に紹介します。

大小3つのサイコロの出目の合計を予想するゲーム

合計数が11〜17が「大」、4〜10が「小」で、テーブルの「大」「小」と書いてあるところにチップを置きます。当たれば掛け金の2倍が戻ってきます。「大か小」の二択のほかに、合計数そのものを予想したり、ゾロ目を予想したりといろいろな掛け方があります。

バカラ(百家樂)

テーブルの上に「PLAYER(プレーヤー)」、「BANKER(バンカー)」「TIE(タイ)=引き分け」と書かれていて、カードのディーラーがPLAYERとBANKER(実際の人間ではなく、テーブルの上に書いてある場所)それぞれにカードを二枚づつ配り、その合計数が9に近いほうが勝ち。客はPLAYERかBANKERのどちらが勝つか、又は引き分けかを予想するゲームです。

ゲームの流れはまず、客はまずプレーヤーが勝つのかバンカーが勝つのか引き分けなのか予想して、掛け金をテーブルの上に置きます。次にディーラーがカードを配って開け、合計数をチェックして、配当金を返金するという流れです。

カードの計算方法はA〜9までは数字通り、10〜Kは0とカウントし、例えば二枚のカードが5とAであれば合計数は6、6と7であれば13ですが、10以上の数は下の一桁だけの3が合計数です。合計数が3だと、普通あと一枚カードが配られます。

3枚目を開けるか開けないかなどは、客が決めるのではなく、全てディーラーが行いますので、客はどちらが勝つのか、引き分けなのかを当てるだけのゲームなので、難しくはありません。

ミニマムベッドとチップ

それぞれのゲームには最低の掛け金(ミニマムベット)が決まっています。カジノによって違いますが、大小で100〜200香港ドル、バカラで300ドル〜。テーブルによっても違います。

ミニマムベットはそれぞれのテーブルの見やすいところに表示してあります。掛け金は現金でOKです。

現金をテーブルに置くと、ディーラーがその場でチップに替えてくれます。お金はディーラーに手渡すのではなく、必ずテーブルの上に置いてくださいね。

マカオ、カジノ以外の楽しみかた

マカオ

マカオには他にも楽しみがいっぱいあります。

グルメを楽しむ

マカオには、ポルトガル料理、中国、アジア料理とポルトガル料理が融合したマカオ料理など、香港ではあまり見かけないレストランがあります。

日本人には懐かしい、焼きイワシや、アフリカンチキン、カレークラブ、バカリャウと呼ばれる塩漬け干し鱈を使った料理、ダックライスなどが有名です。ワインではグリーンワインと言われるポルトガル産の微発酵のワインがおススメ。

ローカルフードで有名なのが、エッグタルト、ポークチョップバーガー、カレー味のおでんなど。また、2018年は18のレストランがミシュランの星付きレストランとして選ばれていますので、美食家からB級グルメまで誰もが、マカオの食を楽しむことができます。

街歩きを楽しむ

冒頭でもお話ししたように、マカオ半島には世界遺産に登録されている「マカオ歴史的市街地区」があります。植民地時代のポルトガル様式の建物や、美しいタイル張りの歩道、聖ポール天主堂跡に見られる、日本人キリシタンの歴史など、見所がいっぱいです。このあたりでは観光だけでなく、ローカルマーケットや屋台街など、マカオ市民の生活も体験できますよ。

コロアン島でリゾート気分

カジノに行かなくても、コタイ地区の総合エンターテインメントリゾートで、リゾートライフは送れますが、ゆったり、のんびりとリゾート気分を味わいたい人にはコロアン島がおススメです。

マカオのほかの地区とは違い、ここは本当にのどか!緑も多く、ゆっくり過ごせます。

私がマカオに行ったら、必ずランチに行くのが「フェルナンド」、超ふつうのポルトガル料理のレストランなのですが、雰囲気がサイコーなんです。オン・ビーチ・レストランではありませんが、食事の後は、ちょっと歩いて黒沙灣ビーチを散策、癒されますよ〜。

マカオへのアクセス方法

マカオへのアクセス方法は以下の通りです。

  • •MTRの上環 (Sheung Wan) 駅の上にある信徳中心にある香港/マカオ・フェリーターミナルからターボジェット、コタイ・ウォーター・ジェットが1日24時間、高速フェリーを運航しています。所要時間は約1時間です。
  • •尖沙咀のチャイナ・ホンコン・シティにあるチャイナ・フェリーターミナルからもマカオへ行くことができ、所要時間は約60〜75分です。
  • •新界(屯門フェリーターミナル)からマカオへのフェリーもあります。所要時間は約40分です。
  • •フェリーの運行時間等は下のウェブサイトでご確認ください。

ターボジェット(香港、九龍、新界からのサービス)
https://www.turbojet.com.hk/en/
コタイ・ウォーター・ジェット(香港、九龍からのサービス)
https://www.cotaiwaterjet.com/index.html

カジノの街マカオまとめ

いかがでしたか?今回はカジノを中心にご紹介しましたが、カジノ以外にもいろいろ楽しめるマカオ、コタイ地区のリゾートにはフォーシーズンズや、ホテルオークラなど、大人がゆっくり過ごせるホテルもたくさんありますので、自分のスタイルにあった旅を楽しんでください。

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