香港の空

香港の気候と季節ごとの服装の目安などはご存知でしょうか?

日本から飛行機を使い5時間ほどで行ける香港は、食べ物が美味しく夜景も綺麗で観光スポットが多いため海外旅行でも人気のある国です。

1年を通して比較的暖かい国なのですが雨が降りやすい時期や季節などもあるので服装や靴選びも大切。

そこで今回は、香港旅行で知っておくべき時期ごとの気候と季節ごとの服装の目安について紹介します。

香港のおすすめシーズン

香港はシンガポールや上海などと同じようにアジアのビジネス拠点として有名な国。

亜熱帯気候に属する香港は、中国の南側沿岸、南シナ海に面しているため、海からの湿った空気が流れてきます。

そのため、1年を通して比較的気温が温かく湿度も高い南国都市です。

暑い季節が長いですが、緩やかながらも四季があり日本の沖縄のようなイメージです。

気候が沖縄に似ていますので、夏は台風が多く、冬は日本よりも暖かくてもコートが必要な時期もあります。

そのためどの時期に訪れたらベストなのかと疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

具体的に香港のベストシーズンを案内すると、9月~11月が一番 最適とされています。

12月から2月の間は、寒い日があり、3月から5月は雨期に入り雨が降りやすいためです。

香港の気候の特徴と服装の目安

香港 歩く人
香港の気候には日本とは違った特徴があります。

日本ほど明確ではないものの、四季が存在する亜熱帯気候の国です。

真夏と呼ばれる季節は高温多湿が続き、歩いているだけでも汗が噴き出すほど熱く、秋から冬にかけては温暖ではあるものの、乾燥が続き、日に日に涼しくなっていく特徴があります。

春 3~5月頃

香港の春は3月~5月です。

気温や雨量などは以下のようになっています。

平均気温 16~26度程度
平均雨量 82~304mm
平均湿度 82~83%

服装の目安やこのような感じ。


香港の3月は、日本と違い温暖なので日中は半袖やシャツでも問題なく過ごすことができます。

しかし、夜になると冷え込む日があるのでトレーナーやジャケットなどのアウターがあると良いです。

4月になると徐々に温度があがりはじめ、昼間は気温が25℃を超える日が続くようになります。

また、3月から5月は、雨が降りやすい不安定な時期でもあるので、上に羽織れる薄手のアウターの準備や折りたたみの傘などの雨具を用意しておくと良いです。

夏 6~8月頃

香港の夏は、6月~8月頃です。

気温や雨量などは以下のようになっています。

平均気温 26~31度程度
平均雨量 376~456mm
平均湿度 81~82%

服装の目安やこのような感じ。

香港の夏は5月から9月までで、高温多湿の熱い時期が続きます。

歩いているだけでも汗が噴き出してくるので、半袖、半ズボンで十分です。

ただし、日焼けなどを防ぎたい方は、薄手の上に羽織れるものを1枚準備しておくと良いです。

また、日本の夕立のように一時的に雨が降ることもあるので雨具を準備しておくのも大切です。

秋 9~11月頃

香港の秋は、9月~11月頃です。

気温や雨量などは以下のようになっています。

平均気温 19~28度程度
平均雨量 37~327mm
平均湿度 71~78%

服装の目安やこのような感じ。

香港の9月から11月は、一番過ごしやすい観光のベストシーズンとも言われています。

暑すぎず寒くもなくとても過ごしやすい日が続きます。

ただし、人によっては朝方に肌寒く感じる方もいるので、上に羽織る物を用意しておくと安心です。

冬 12~2月頃

香港の冬は、12月~2月頃です。

気温や雨量などは以下のようになっています。

平均気温 12~20度程度
平均雨量 26~54mm
平均湿度 69~80%

服装の目安やこのような感じ。

香港の冬は、日本のように凍えるほど寒くなるような日は続きませんが、稀に10℃を下回る日があります。

そのため、セーターやコートを準備しておくと安心です。

香港のビルなどには、暖房設備がないところもあるので注意しておきましょう。

香港の冷暖房事情

香港は一年を通して温かいので暖房を使うことはほとんどありません。

しかし、冷房を使うことが多く香港人は冷房が大好きです。

日本のエアコンの設定温度の下限は16~18度程度ですが、香港のエアコンは5度まで設定できるものまであります。

香港の夏が近づくにつれて、設定温度の数字が徐々に低くなり、真夏ともなると軽く18度を割るお店が多くあります。

そのため、場所によっては冬より寒いことも十分あり得るので注意が必要です。

香港の降水量

香港の夏から秋にかけての降水量は台風による影響が大きく毎年変わることがあります。

平年のデータを元に調べると5月から9月の平均降水量が300mmを超えているので東京の平均降水量と比較してもやや多い印象です。

また、平年のデータを見てみると、11月から3月の平均降水量は100mmミリを下回っていることが確認でき、11月から1月にかけては最も引く20〜30mmほどになります。

香港の台風

日本人の感覚からすると、台風は夏に訪れるというイメージが強いですよね。

日本では、梅雨に入ると台風がやってきて6月から10月まで続きます。

香港の台風事情も同じかというとそうではありません。

香港では4月頃から台風がはじまり、10月の終わり頃まで続きます。

香港では、日本と違い夏の時期が長いことから台風の時期も長いのではないかとされています。

日の出、日の入り時刻、月平均日照時間

年や日によって変動することもありますが、香港の日の出、日の入り時刻、月平均日照時間は以下の通りです。

日の出 日の入り 日照時間
1月 7時05分 18時00分 143時間
2月 6時55分 18時20分 94時間
3月 6時30分 18時30分 91時間
4月 6時05分 18時40分 102時間
5月 5時45分 18時55分 140時間
6月 5時40分 19時10分 146時間
7月 5時50分 19時10分 212時間
8月 6時00分 18時55分 189時間
9月 6時10分 18時30分 172時間
10月 6時20分 18時00分 194時間
11月 6時35分 17時40分 180時間
12月 6時55分 17時40分 172時間

まとめ

いかがでしたか?

今回は、香港旅行で知っておくべき時期ごとの気候と季節ごとの服装の目安について案内してきました。

まとめると

  • ・香港の気候は日本に比べて1年中暖かい
  • ・四季が存在する亜熱帯気候の国
  • ・暖かい時期は長いが羽織るものや雨具を持っておくと良い

香港は、豪華なホテルが多く、食べ物も美味しく、夜景も綺麗で観光スポットが多い海外旅行でも人気のある国です。

1年を通して旅行で訪れる方も多いので、是非この記事を参考にして失敗しない旅行を楽しんでください。

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